2011年6月14日火曜日

「音でコミュニケーション」

5月31日 こども病棟 セッション

「音でコミュニケーション」は、今回からグループセッションと個人セッションの
ふたつの企画をさせていただきました。

①みんなで、音でコミュニケーション
 1.参加をして下さった、お一人お一人に、はじまりの歌を歌いかけました。
 2.色んな楽器を紹介し、楽器の名前と演奏の仕方をお話しました。皆さんにそれぞれ、 
   好きな楽器を選んで頂き、楽器の音色を楽しみました。そして、自由なリズムで演奏をしまし     
   た。
 3.みんなで、大きな布をウエーブして鈴を鳴らしました。
 4.フィンガーシンバルで終わりのご挨拶をしました。

②あなたのためだけの、リトル コンサート
 ゆったりとした、やさしいメロデイーをお一人の参加者のためだけに、演奏をしました。

 音楽で心を寄り添わせることができたら、癒すことができたらと思い、セラピストは心をこめて演奏  をしました。

  (曲目 ショパン ノクターン、ベートーベン エリーゼのために)

 リトルコンサートは、ずっと、あたためていた企画でした。今回、実現することができて嬉しく思いま した。
 よく理解して、ご支援してくださいました、スタッフの皆様に本当に感謝申し上げます。

 次回、参加して下さる方が、もっとリラックスして楽しんでいただけるように、工夫し、用意をしたいと思っています。

 日本音楽療法学会 認定音楽療法士
 福田  ゆみ

 
             はじめに、今日のプログラムの説明がありました。

                 次に自分のすきな楽器を選びました。

           思い思いの楽器を選んだら、セッションのはじまり~♪

               「ぼくは、ライヤーをえらびました。」

                ハンドベルでみんなの音を重ねました。

                親指ピアノの音色にうっとり

    ピアノの演奏を聴きながら、鈴の乗った布の下を、潜ったり、寝転んだり~

                「僕は先生とピアノが弾きたかった。」

              フィンガーシンバルで、終わりのごあいさつ。

「手話サークル、はじまりました!」

4月から手話サークルに参加させて頂いてる花岡です。

元々、外来の案内ボランティアで昨年少し(ほんとに少し)参加させてもらって少し手話を勉強してたので、病院に来られるろう者ろうあ者の方々のお役に立てればーと思っていましたが、何もお役に立てずに外来案内ボランティアにも参加出来なくなりー月日は流れー病院で手話サークルを始めるとお聞きし、是非とも参加したい!と思いましたが、息子がまだ一歳半なので、一緒に行って出来るか心配でした、が、皆さんに可愛がってもらって、手話も息子が騒いで中断中断にも関わらず、皆さんに温かく(たまに怒られてシュンとなる息子ですが(笑))接してもらっています。


本当はろう者の方々に参加して頂いて、病院で心配なことや不安なこと外来案内ボランティアでして欲しいことなどを伺えば一番いい勉強になるのになぁ~とも思います。

今は、ほんとに恥ずかしながら私が皆さんに教えるような立場で、申し訳ない(笑)です。

手話検定は3級で今は大阪府手話通訳養成講座に行っています、がついていくのが精一杯な感じです、こんな私が教えていいのですか~とすごく心配(笑)な毎回です。

ただ気持ちとしては、病院に当たり前のように手話出来る人がいる社会になればいいな、と思っています。

ボランティアでなく、ちゃんと仕事として常時手話通訳者がいてる病院が出来ればなぁーと思っています。

サークルでしている手話内容は今は挨拶だったり、日々日常で使うような内容で、皆さんの趣味だったり、毎回ほんとにボチボチとしています。

出来れば、ろう者の方に参加して欲しいです~私では不安です(笑)息子もだんだんと、我が物顔になって、いつ暴れ出すか(笑)分からないし。

今は一緒に、手話っぽく手を動かしたりとマネが大好きな息子ですサークルは毎回簡単な内容でしていますので(それしか私には出来ませんので(笑))また気軽に参加して頂けたらと思いますー。

こんな私ですが、これからも息子共々宜しくお願いしますー。

花岡 由起

2011年6月2日木曜日

「まいおやつ」ワークショップ  2011.5.26 木曜日

 今回のワークショップは「楽しいメロディーにのって~!」と言うテーマで行いました。

 小児科外来の廊下のつきあたりのガラス窓全面を、子供さんたちの作品を交えて飾ります。

外からの光を遮らないように、大きな透明フィルムに楽譜の五線を描きました。
                       「あそびにおいで~」


 その五線の上でお花の音符がメロディーを奏でてくれ、五線の下ではうさぎたちが楽しそうに踊っています。
 また、お花の音符は風船とともに、メロディーにのって気持ちよく風に吹かれて飛んでいきます。

 その「お花の音符の飾り」や、「うさぎたちの表情」を子供さんたちに描いてもらいました。


 毎回感じることですが、子供さんたちが描いてくれる表情は、何ともいえないかわいくて愛くるしい、本当に子供らしい表現です。
 今回もブロックで遊んでたり、本を読んでいた子供さんも、声をかけるとすぐに参加してくれたり、外来へ来るときに見つけて参加してくれたりと、10名以上の子供さんが参加してくれました。

 一人で、たくさんのうさぎの表情を描いてくれた子供さん。

 うさぎと花の音符に、それぞれ違った表情を描いてくれた子供さん。

 お父さんと一緒に来た子供さんは、ずっとお父さんと話しながら一緒に描いてくれて、お父さんも何枚か描いてくださいました。
 一歳児くらいの小さな子供さんには、お花に大きなシールを貼って模様をつけてもらったりと、年齢に応じて無理なくできる方法で参加してもらいました。

 できた作品は自分で貼ったり、お母さんと一緒に貼ったりしながら、だんだん完成していきました。
 お父さんやお母さんに「上手にできたね!」や「めちゃかわいい!」と褒めてもらうと、とても嬉しそうでした。

そして「診察までの待ち時間を、いつもはおやつを食べてまっているけれど、今日は全然食べずに楽しくすごせました。」と言ってくださる方もいて私たちも嬉しかったです。

子供さんたちと作った作品を三階小児外来まで是非見に来てくださいね!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 午後からは、診察中待合の壁面飾を代えました。


 動物たちが、車に乗って遊びに行くところや、たぬきの時計(子供さんが針を動かして遊べます)。


また、「うがいをしましょう」と動物たちがうがいをしているところなどの飾りを貼りました。


 診察を待っている間に、少しでも楽しんでもらえると嬉しいです。


まいおやつ